森林吸収
カーボン・オフセットの
優位性
地球温暖化の原因と言われるCO2。そのCO2を吸収するのは植物──森林です。森林吸収J-クレジットは日本の森を守り育て、CO2削減に貢献できるのです。
地球温暖化の原因と言われるCO2を地球上で吸収するものは植物だけです。その最たるものが森林です。排出削減系クレジットはCO2の増加速度を減らしますが、地球上のCO2は増加してしまいます。森林吸収J-クレジットなら、CO2を地球から確実に削減できます。

森林吸収J-クレジットは、厳格な第三者認証機関による検証を数度経て発行され、森林整備費用以外にも厳密な発行プロセスにコストをかけて開発します。
また日本では特に、長らく森林と共生してきた歴史があり、その恩恵を今も受け続けています。
地域の暮らしに直結した、身近な森林を再生するための森林吸収J-クレジットには、他のクレジットにはない付加価値があります。
森林吸収J-クレジットのコベネフィット性・ストーリー性
日本の国土の67%は森林で、このうち45%がスギ・ヒノキなどの人工林です。この多くは間伐が行われず、日が差し込まない暗い森で、樹木は成長が阻害され、木材としての価値が下がり、CO2吸収はなくなり、さらには土地が貧弱になり保水力がないため、河川の氾濫の原因となります。
国内の森林整備を通じて発行されるクレジットは、森林吸収J-クレジットしか存在しません。
森林吸収J-クレジットの活用は、CO2を排出する都市部からCO2を黙々と吸収している山村へ国内資源を循環させます。疲弊した山村の間伐計画はクレジット代金により再開の目処が立ち、山村や林業を活性化させます。
J-クレジット購入費用は「国等に対する寄附金」として会計処理が可能です。森林大国の我が国は、世界第8位の人工林面積、世界第2位の人工林蓄積を保有しており、国際社会で総排出量から森林吸収分を差し引いて報告することが認められています。
これらの森林資源の活用は、2050年ゼロカーボンの実現に向けて、グローバルでは地球温暖化防止に、ローカルでは山村再生に貢献するコベネフィット性があります。
また森林吸収J-クレジットの活用は、単なる排出量の穴埋めにとどまらず「間伐の遅れていた森林が当社のクレジット代金でどのように整備されたか見学に行こう」「CSRレポートに、実際の現地の森林の写真を掲載しよう」「自社の社員研修に、その森で間伐体験をしてみよう」など、経済活動と自然資本の間を結ぶストーリー展開が可能になります。
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