国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会が27日、デンマーク・コペンハーゲンで開幕しました。地球温暖化に関する科学的な成果を集約した第5次の統合報告書を7年ぶりにまとめ、11月2日に公表します。
国連では来年末の合意を目指して新たな温暖化対策の国際的な枠組み作りが進んでいます。パチャウリ議長は「世界の政策決定者にとって国際合意への道筋を示すものになるだろう」とあいさつしました。
総会では、科学者らが準備した報告書案に対して、世界各国の政府代表者が意見を述べ、必要に応じて修正します。
(共同ニュース)