日本政府と米カリフォルニア州は5日、気候変動や再生可能エネルギー分野の協力を掲げた覚書を締結しました。佐々江賢一郎駐米大使と同州のブラウン知事がサンフランシスコ市内で開かれた式典で署名しました。
覚書には、電気自動車や水資源確保に関する技術協力のほか、高速鉄道の地震対策などへの協力が盛り込まれました。日本政府と米国の州による覚書は珍しいといいます。
日本は情報交換や人事交流を深めることで、国際社会で環境問題のリーダーシップを発揮したい考えのようです。カリフォルニア州は日本の先進技術を取り込み環境問題への対応を加速する狙いがあるようです。