ドイツ連邦環境省は、低所得者を対象にした、古い電力消費量の多い冷蔵庫を、省エネ型冷蔵庫に交換するプログラムを開始しました。
ドイツカリタス連盟とドイツ気候保護・エネルギーエージェンシー連盟が実施し、今後2年間で1万6000台の冷蔵庫の交換を予定しており、交換に対し150ユーロの助成金が支払われます。
対象の冷蔵庫は10年以上前のもので、交換により少なくとも年間200キロワット時の電力消費が削減できること、さらに交換される新しい冷蔵庫のエネルギー効率クラスがA+++であることが条件です。
これらの条件で冷蔵庫を交換することにより、各家庭では電気料金が年間約100ユーロ、全体では年間500万kwhの電力が削減できるとそうです。
これまでドイツ全国で実施されてきた低所得世帯における節電を進める「節電チェックプロジェクト」参加者に参加が呼び掛け られとのこと。
(ドイツ連邦環境省)