海洋のCO2吸収は68億トン 気象庁、温暖化の加速懸念

 気象庁は6日、地球全体の海洋によるCO2の吸収量は年68億トンで増加傾向にあると明らかにしました。同庁は「大気への排出量が増え続ければ海洋の吸収能力が低下し、地球温暖化の加速が懸念される」としています。

  気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書では、現在、海洋は産業活動により排出されたCO2の約3割に相当する量を吸収する、重要な吸収源となっており、大気中のCO2濃度の上昇を抑えています。一方で、CO2の吸収で海水の酸性化が進み、このまま大気中へのCO2の排出量が増加し続ければ、海洋がCO2を吸収する能力が低下し、地球温暖化の進行が加速されることが懸念されています。
 気象庁は6日、全球の海洋によるCO2の吸収量について、国内で初めて定期的な情報提供を開始しました。
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