猛暑で沖縄の海面水温上昇 台風やサンゴに悪影響

白化したサンゴ礁.jpg 列島に猛暑をもたらしている太平洋高気圧の影響で沖縄周辺の海面水温が上昇していることが16日、気象庁の観測で分かりました。【写真:白化したサンゴ礁=2007年9月、沖縄県の竹富島沖  MSN産経ニュース】

 気象庁によると、沖縄周辺の広い海域で9日以降、海面水温が外洋ではこれより暖かくならないとされる31度以上になりました。

 環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター(沖縄・石垣島)によると、高い海面水温が続いた場合、サンゴに共生する植物プランクトン「褐虫藻」の活性が弱まって白化現象が起きます。この状態が続くとサンゴの死につながるといいます。

 沖縄南海上の8月上旬の平均海面水温は平年を1.0度上回る30.3度。データがそろう昭和60年以降の8月上旬で最も海面水温が高かった平成10年と同程度の暖かさになりました。10年は大規模なサンゴの白化現象が起きました。環境省石垣自然保護官事務所によると、サンゴの色は共生する植物プランクトンの色ですが、30度以上の日がしばらく続いた場合、プランクトンがサンゴから抜け出すため白く見えます。この状態が続くと、プランクトンから得ていたエネルギーを得られないことでサンゴが死滅するといいます。

 台風への影響も懸念されており、台風の勢力は通常、熱帯よりも海面水温が低い日本付近に来ると、エネルギー源である海からの水蒸気の供給が減り勢いが衰えます。しかし、海面水温が高いと日本付近でも発達し続ける恐れがあるといいます。

 平成10年は9、10月になっても沖縄周辺海域の海面水温が平年より1~2度程度高い状態が継続。防災白書などによると、その時期に上陸した四つの台風で37人が死亡しました。

(MSN産経ニュース) (毎日新聞)

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