エネルギー情報局(EIA)は10日に発表した報告書で、世界で採掘可能な新型天然ガスのシェールガスの埋蔵量は約206兆立方メートルに上るとの推計結果を明らかにしました。国別では中国が最も多くを占めました。
EIAはシェールガスが埋蔵されている頁岩層の地中分布状況から、現在の技術で採掘可能な範囲で推定。シェールガスの埋蔵量は天然ガス全体の約32%を占めました。
国別では、中国が約31.5兆立方メートルとトップで、アルゼンチンが約22.7兆立方メートルと続き、3位はアルジェリアで約20.0兆立方メートル。米国は4位で約18.8兆立方メートルとなっています。
米国やカナダだけでなく世界的な採掘事業の可能性を示す結果です。EIAの試算は採算性は考慮していない一方、中東地域などは未評価となっており、採掘できる埋蔵量はまだ増える可能性があります。
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