JR東日本烏山線 14年春に蓄電池駆動電車システム車導入

蓄電池駆動電車システム.jpg JR東日本の烏山線に、2014年春より蓄電池駆動電車システム車EV-E301系(Energy storage Vehicle)が導入されます。今月6日、烏山間と東北線宇都宮−宝積寺間の計34・1キロで営業運転を開始すると発表しました。 現行の車両と比べ二CO2を60%削減し、騒音も出ないことから環境に優しい電車として注目を集めてきました。【写真:新型車両EV-E301系のイメージ JR東日本より】

 同社は、非電化区間の新たな環境負荷の低減方策として「蓄電池駆動電車システム」の開発を進め、「NE Trainスマート電池くん」を使用して走行試験等により、性能評価や技術的検証を重ねてきました。

 今回、実用性の確認を終了したことから、「蓄電池駆動電車システム」を採用した新型車両の先行車2両1編成を烏山線に導入することに。最終的には、烏山線の気動車を新型車両に置き換える予定とのこと。

 蓄電池駆動電車システムは、車両に大容量の蓄電池を搭載して非電化区間の走行を可能にするもので、気動車のエンジンから発生する排気ガスの解消や、CO2・騒音の低減を実現させます。

 最高速度は100キロで定員は131~134人。電化されている東北線区間11・7キロは通常の電車と同じように架線からの電力で走行し、非電化の烏山線区間22・4キロは車両の下に搭載したリチウムイオン蓄電池に蓄えた電力で走ります。烏山駅に設置する専用の充電設備において走行に必要な充電を行います。

(YAHOO!ニュース) (毎日新聞)


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