IPCC総会 14年に日本で初開催

 国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が14年秋にまとめる第5次報告書の総会が2014年3月、日本で初めて開かれることが固まりました。細野豪志環境相が20日の閣議後の記者会見で明らかにし、環境省は首都圏で開催地の選定を始めました。

 IPCCは、地球温暖化に関する最新の評価報告書を14年10月に公表する予定。第38回総会ではこのうち、生態系への影響などの項目の審議や採択が行われます。

 総会で採択されるのは、作成が進む複数の報告書の中で最も注目される第2作業部会に関するもの。約100カ国から計500人程度の研究者や政府関係者が集まり、温暖化がもたらす農業や健康への影響などが盛り込まれます。

 7月9日にIPCCのパチャウリ議長から細野環境相に開催要請文書が届き、受け入れを決めたとのこと。

(毎日新聞) (時事ドットコム)

 

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