世界は資源使い過ぎで、1.5倍の地球必要=環境保護団体

 環境保護団体の世界自然保護基金(WWF)は15日、「生きている地球レポート2012」を発表しました。この中でWWFは世界の生物多様性が1970年以降 平均で28%失われたと指摘し、現在の水準の消費活動やCO2排出量を支えるのに十分な土地や森林を確保するには、地球の大きさが今の 1.5倍にならなくてはならないことになると訴えました。
 またWWFは、世界がこの問題を解決しない限り、2030年までに地球が2つあっても人間の活動を支えきれない状態になると警告しました。今回のリポートは2年に1回発行される世界の環境や生物多様性に関する報告で、生物多様性は動植物の種(しゅ)の数を指します。

 WWFインターナショナルのジム・リープ事務局長は記者会見で、こういう危機的状況にもかかわらず、各国政府は6月20~22日にブラジル・リオデジャネイロで開催される「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」で合意に至りそうにないと述べました。

 同事務局長は「交渉の進展やその他の準備という点でみて、会議の1カ月前に達しているべき段階からわれわれが全くほど遠いところにいることに異論を唱える人はいないと思う」と述べ、「交渉参加国は、こうした地球の難題に対処するために本気で取り組みを強化する意思を示していない。交渉が準備段階で依然もつれているのは明らかだ」と話しました。

 リオ+20には5万人以上の参加が見込まれています。政治家たちは持続可能な開発に向けた目標で合意するよう環境保護論者から圧力を受けています。
 WWFは、CO2の排出削減を目指す取り決めがあるものの、世界の平均気温は今世紀末までに「破滅的に上昇する」途上にあると警告しました。その上で、世界各国は化石燃料への年間5000億ドル以上に達する「ゆがんだ」助成金をやめ、30年までに世界中でクリーンエネルギーが確実に利用できるようにすべきだ と訴えました。(時事通信社)


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