愛媛県東温市:CO2排出権取引開始 太陽光発電とバイオ燃料で

 東温市は地球温暖化対策として、CO2排出削減量を排出権化して取引する2プロジェクトを始めました。

 プロジェクトは、太陽光発電システムを設置した住宅のCO2削減量を取引する「とうおん太陽の恵みスマイルプロジェクト」と、市学校給食センターが公共施設などから回収した廃食用油をバイオディーゼル燃料(BDF)化してボイラー燃料として利用することで削減されたCO2を取引する「市学校給食センターBDF利用プロジェクト」です。

 「太陽の恵み」は、経済産業省の国内クレジット制度に基づくCO2排出削減事業で、2008年10月から10年9月までに住宅用太陽光発電システムを設置した71軒の参加者らで構成され、市が管理する組織「東温市環のまちづくり推進会」が排出削減事業者となります。

 クレジットとして認証されたCO2の削減量は、総発電電力のうちの自家消費分に応じて環境価値を算出し、同省の「国内クレジット認証委員会」で先月認証された35トンです。市商工会が排出権として買い取り、同推進会の会員らに市内の特産物やサービスを提供します。

 「学校給食」は環境省の「オフセット・クレジット(J-VER)制度」に基づくCO2排出削減事業で、市学校給食センターのボイラーの代替燃料として、公共施設などで回収した廃食用油をBDF化して利用し、CO2を削減。08,09年度の実績として、6月に同委員会でCO2削減量550トンがクレジット認証されました。

 伊予銀行がCO2排出権150トン分を約60万円で買い取ることが決まっており、同行が営業用に使用する二輪車約600台分が排出するCO2の15カ月分と相殺するといいます。

 高須賀市長は「得た収益を、地元の特産品を給食で利用するなど食育に使用したい」と意気込んでいます。

毎日JP

 各地の自治体で独自の排出権取引を始めていますが、環境価値を買取り地元の特産品の購入に当てるという試みが面白いと思います。規模が更に拡大して地域経済の活性化につながるよう期待します。

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