「緑と水の環境技術革命総合戦略」策定

 農林水産省は、昨年8月に骨子が発表されている「緑と水の環境技術革命総合戦略」を策定し、この度概要が発表されました。

 「緑と水の環境技術革命総合戦略」は、農林水産業・農山漁村に存在する豊富な資源と他産業の持つ革新的技術との融合によって、素材・エネルギー・医薬品等の分野において、農山漁村地域に6兆円規模の新たな産業の創出を図るための戦略です。
 

 農林水産省では、農山漁村の資源を活用した新たな産業の創出に向けて、農山漁村活性化効果、市場創出効果、早期の産業創出可能性を踏まえて重点的に事業化を推進すべき分野を選定し、戦略的・集中的に投資を実施するとしています。
 今回の戦略に盛り込まれた重点分野は以下の通りです。


1.農山漁村資源の新規用途開拓
    ・未利用バイオマスのエネルギー・製品利用
    ・藻類等の新規資源作物の利用
    ・生物機能の高度利用

2.農林水産業の新たな事業機会の創出
    ・クロマグロ等の完全養殖
    ・農林水産物の高度生産管理システム
    ・超長期鮮度保持技術


 本戦略の実施にあたっては、その他の政府の各種戦略・計画等との整合性を図るとともに、重点分野の選定、支援策の推進に関する国民的な理解を得つつ、関係省庁及び、農山漁村の地域資源を活用した産業創出を目指す観点から地方公共団体等と連携して取組を推進してゆくとの事です。

農水省

 このような取組が活発化して日本全体に活気がよみがえることを期待したいと思います。

 

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