環境省、低炭素製品に「排出枠」追加交付へ

 環境省は11月9日、検討中の国内排出量取引制度について、太陽光発電パネルや省エネ家電、エコカーなど、使用時に温室効果ガスの排出削減効果が高い低炭素型製品を作るメーカーに対する配慮の方針を固めました。
それによると、部品や素材ではなく最終製品に限定して、製造段階で従来製品よりも排出量が増える場合に、その差分の排出枠を追加的に交付する方向で検討するといいます。

同種の配慮は海外の先行事例でも類例がなく、実現すれば世界でも先進的なものになる可能性もある半面、現実的な課題も多くあり、今後の議論のゆくえが注目されています。

 排出枠は、購入した消費者ではなく、製造メーカーに与えられるもののようです。これまでの排出枠の概念からすると相当新しい取り組みになりそうです。


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