カーボン・ニュートラルの摂津市駅に太陽光発電と電動アシスト付自転車を備えたレンタサイクル

hankyu_renta+1.jpg阪急電鉄のニュースリリース(PDF)より

 

 阪急電鉄は4日、「カーボン・ニュートラル・ステーション」摂津市駅が開業する3月14日にあわせ、駅前広場にレンタサイクル営業所「阪急レンタサイクル摂津」を開業すると発表しました。

 同営業所では、屋根の上に出力5kWの太陽光発電を設置し、電動アシスト付自転車の充電や、施設内の照明、空調などへの電力供給を行うそうです。
 施設内の照明にはすべてLED照明を採用し、外周フェンスの植栽の灌水には同駅の雨水を一部利用するとのこと。
 貸し出し自転車は、普通自転車150台と電動アシスト付自転車150台の合計300台。

 太陽光発電とLED照明の導入により、施設に起因するCO2排出量を約42%に相当する2トン削減できるほか、もし駅2キロメートル圏内から駅まで、毎日バイクを利用している50人が、自転車利用に換えれば、さらに年間約5トンのCO2排出量を削減できるんだとか。

 

 料金は、自転車の一時利用は1回300円、定期利用は月1700円、電動アシスト付自転車の一時利用は400円、定期利用3400円。自転車の定期利用の人は1日1回100円の追加料金で電動アシスト付自転車を利用できるそうです。
 大阪府摂津市の相場はわかりませんが、自転車も含めてこの価格なら高くないのではないでしょうか。100円追加で電動アシスト付自転車というのは、疲れているときだけという使い方もできてうれしいですね。
 最近健康のために自転車に乗る人が増えていますが、バイクや車から切り替える人が増えると、相当なCO2削減につながるので、期待しています。


 

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