OKIデータ、かまど寄付でCO2相殺

 OKIデータ(東京都港区)は、事務機器の販売台数に応じて途上国の家庭にかまどを寄付し、CO2の排出枠を購入する活動を始めました。
 かまどによる調理で薪(まき)の使用量を減らし、樹木の伐採を防ぐ自然保護で排出枠を獲得するそうです。
排出枠は事務機器の販売店がカーボンオフセット(炭素相殺)に使います。活動を通じ、販売店と協力して温暖化防止に取り組むとのこと。

 販売店が販売したプリンターや複合機の台数によって、寄付するかまどの台数を決めるそうです。
プリンターなら5台でかまど1台に換算。かまどは、石の上に置いた鍋を直火で加熱して煮炊きしている家庭に設置するそうです。直火だと熱が逃げやすく、調理に大量の薪が必要となってしまうからです。

 寄付先は1月に決めるそうですが、インドやスリランカにある電気やガスが普及していない集落になりそうとのこと。

 薪の使用量を減らす為に、日本のかまどを設置するというのは素晴らしい取り組みですね。
こういった途上国への環境保全に積極的に取り組む企業が増えることにより、途上国の国民の生活のみならず、地球温暖化防止への重要な役割を担っていくと思います。


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