埼玉県の社会実験、早め消灯でCO2を2.6%削減し、店舗売上には影響ないという結果

 埼玉県は18日、熊谷市と草加市で実施した店舗やオフィスの早めの消灯などでCO2の削減効果を調べる社会実験の結果、2.6%のCO2の削減ができ、売り上げへの影響はほぼなかったことを発表したそうです。

 実験は熊谷市の熊谷駅前で6月24日-7月7日、草加市の草加駅前で7月1-14日の2週間実施。エリア内の店舗やオフィスに、午後10時以降の消灯や早めの退社、自動販売機の減光などを要請し、アンケート調査したとのこと。
 それによると、実験中の2週間で熊谷市で1.1トン、草加市で0.64トンのCO2が削減でき、平均で2.6%のCO2が削減されたんだとか。
 また、売り上げへの影響が「なかった」とした店舗が96%、「あった」とする店舗は3%だったそうです。
 併せて実施した周辺世帯へのアンケートでは、まちのにぎわいに「好ましくない」という意見は5%で、「それほど変化を感じなかった」が75%。防犯上の影響については、「怖いと思った」は2%で、「ない」が87%と大半を占めた結果となったようです。


 売り上げに影響がないという結果は、省エネを進めたいけど売り上げへの影響が心配だった店舗にとってはうれしいのではないでしょうか。ぜひ他の地域でも検討してほしいですね。

 

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