ペットボトル利用、輸送100km未満でリユース有利に

 ペットボトルのリユースに関する可能性などを検討している環境省の「ペットボトルを始めとした容器包装のリユース・デポジット等の循環的な利用に関する研究会」は、ペットボトルリユースの実証結果を取りまとめたそうです。

 それによると、100km未満の範囲では、使い捨てボトルのリサイクルよりも、リユースの方が環境負荷が小さくなるとのこと。

  ただし、これは食品宅配事業のようなクローズドのシステムにおいて、という条件があり、一般の小売店ではペットボトルの回収率がもっと高くならないと難しいようです。
 ペットボトルのリサイクルについては、このような実証がされることのないまま、その意義に白黒をつけようとする議論をたびたび目にしました。今回の実証結果により、それがようやく収まるかもしれません。

 

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