住林と住友信託、環境配慮住宅のローンを引き下げ

 住友林業と住友信託銀行は6月より、住友林業専用の「CSRローン」の取り扱いを開始したそうです。

CSRローンとは、環境配慮の面で何らかのプラスアルファのある住宅について、金利引き下げを適用する住宅ローンです。

今回、住友林業が販売するCO2排出量削減効果の高い住宅を建築する顧客を対象に、住友信託銀行が特別に金利を引き下げた住宅ローンを提供するそうです。

店頭表示金利より年1.55〜2.40%引き下げるんだとか。

 住友林業では、注文住宅「住友林業の家」全棟を対象に、主要構造材の伐採から建築施工までの全工程で排出されるCO2を、植林カーボンオフセットを開始しています。これによる年間のCO2吸収量は約6000tに上るとのこと。

 1棟の住宅に換算すると、居住段階でのCO2排出量の約17%に相当します。

 今回のローンは、この「住友林業の家」に、さらに省エネルギー型の給湯器や太陽光発電システム、太陽熱温水器などを設置することで、引き渡し後の居住段階でのエネルギー消費量を設備設置前に比べて6%以上削減する場合に利用できるそうです。

太陽光発電システムを標準搭載する「MyForest- Solabo」は全棟金利引き下げ対象となるほか、「住友林業の家」のすべての商品で、様々な設備の組み合せによって金利引き下げを受けることができるそうです。

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