ルノー・日産連合が中国でEV普及に向けたパートナーシップ

 ルノー・日産アライアンスは10日、北京において、中国の工業・情報分野の主管庁である工業情報化部(MIIT)と電気自動車(EV)の普及に向けたパートナーシップを締結したと発表しました。

 日産は、MIITに対してEVに関する情報の提供や計画を提案していくそうです。また同社は、EVの推進計画を実施する最初の都市として湖北省の武漢市ともパートナーシップを締結したとのこと。
 ルノー・日産連合は、グローバルにEVを量販する2012年に先駆けて、2011年初頭に中国へEVを投入するんだとか。

 同社は、日本では神奈川県および横浜市、それ以外では、イスラエル、デンマーク、ポルトガル、モナコ、英国、フランス、スイス、アイルランドと、EVの導入に向けて検討を始めています。
 また、米国においても、EVの推進およびインフラ構築のため、テネシー州、オレゴン州、カリフォルニア州ソノマ郡およびサンディエゴ、アリゾナ州トゥーソンと同様の検討を進めています。
 日産の社長兼CEOであるカルロス・ゴーン氏は「ゼロ・エミッション車で世界のリーダーになる」という公約を掲げていますが、大手メーカーとして中国に一番乗りし、それが現実味を帯びてきましたね。今後も目が離せません。

トラックバックURL: http://green-plus.co.jp/green-plus.co.jp/mt5/mt-tb.cgi/260

メルマガ購読・解除 国内外のカーボンオフセットニュース一週間ダイジェストのメールマガジン
読者購読規約を確認

バックナンバー
powered byまぐまぐ!

アーカイブ

Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。