CO2排出権付きのオフィス・店舗用エアコンリース

090318.JPG三菱重工空調システムのニュースリリースより

 

 三菱重工空調システムと三菱UFJリースは、エアコンの運転で排出されるCO2をオフセットできる「CO2排出権付きセゾンエアコンリース」の取扱いを、4月1日から始めると発表しました。

 同リースでオフィス・店舗用のエアコンを導入するお客さんが、月額数百円のオフセット費用が上乗せされたリース料金を支払うことで、CO2排出権の割り当てを受けられるしくみです。

 またこれに合わせ、4月1日?6月30日まで「CO2排出権1トン付き『セゾンエアコンリース』キャンペーン」を実施するそうです。
 具体的には、期間中に「セゾンエアコンリース」と「セゾンエアコンメンテナンスリース」と「セゾンエアコンクレジット」を新規に契約したお客さんに、1トン分のCO2排出権を無償で割り当て、三菱UFJリースからCO2のオフセット証明書を発行するとのこと。

 オフセットの費用が商品やサービスの価格に上乗せされているカーボンオフセット・商品またはサービスは珍しくありません。しかし、今回のサービスはリースであり、支払いは継続的に行われるため、よくある「1年分のCO2排出量」のように、一定期間の分をオフセットするだけでなく、「使期間すべてのCO2排出量」をオフセットできることになります。
 このようなかたちで、エアコンの使用によって排出したCO2のオフセットが当たり前になれば、オフセット費用が安くなる省エネのエアコンの競争力がより高まるので、ぜひ広まってほしいと思います

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